鍼灸という言葉を聞いたことはありますか?
『痛そう』と思われる方もいるかもしれませんが、実は健康を支える素晴らしい施術なんです。
本記事では、鍼灸師の仕事や鍼・灸の効果について分かりやすくご紹介します!
鍼灸師が対応できる症状
鍼灸師は、東洋医学と西洋医学の両方の視点から症状の原因を判断し、評価を行います。そのため、多様な症状を抱えた患者さんに対応した施術が可能です。
- 東洋医学: 人が本来持っている「自分で治る力」を高める
- 西洋医学: 神経や筋肉に直接アプローチする
東洋医学と西洋医学を簡単に説明すると、このような違いがあります。
鍼灸でえられる17つの効果
鍼灸はどちらも、体が本来持つ自然治癒力を高める施術です。しかし、そのアプローチ方法には違いがあります。
- 鍼: 髪の毛ほどの細い鍼を使用し、筋肉や神経に直接刺激を与えます。
- 灸: 艾(もぐさ)という植物を燃やして温熱を生み出し、温熱刺激を与えます。
鍼の効果
- 血流が良くなる 鍼をすると体内で血管を広げる物質が分泌され、血流がスムーズになります。
- 頭がスッキリする 疲れた頭を休め、余計な痛みを感じにくくします。
- 気持ちが良くなる物質が出る 鍼によってエンドルフィンという物質が分泌され、痛みが和らぎ心地よさを感じられます。
- 痛みを軽減する 鍼の刺激が脳に伝わり、元々あった痛みが感じにくくなります。
- 痛みの伝達を抑える 鍼の刺激が痛みのスイッチを弱める働きをし、痛みを感じにくくします。
- 免疫力を高める 白血球が元気になり、病気に負けない体を作ります。
- 自然治癒力を引き出す 人が本来持っている自分で治る力を目覚めさせます。
- 体のバランスを整える 鍼の刺激が体の自律神経を整え、内臓を元気にしたり血流を改善したりします。
灸の効果
- 免疫力を高める 灸の刺激で白血球や抗体が活性化し、病気と戦う力を強めます。
- 自律神経を整える 灸の温かさが血管の動きを良くし、自律神経のバランスを整えます。
- アレルギーを和らげる アレルギーを引き起こす細胞の過剰な反応を落ち着かせます。
- 血流を良くする 灸の熱が血管を広げて血流をスムーズにし、赤血球を増やして血液の質を改善します。
- 細胞を元気にする 働きが低下した細胞を活性化させ、体調を整えます。
- 心臓の負担を軽減する 血管の動きを良くし、心臓の負担を軽くします。
- 止血を促す 灸の効果で傷口に血を固める細胞が集まり、早く止血します。
- 神経のバランスを整える 過剰に興奮した神経を落ち着かせ、弱った神経を元気にします。
- 炎症を抑える 集まりすぎた炎症細胞を分散させ、痛みを和らげ回復を早めます。
このように鍼・灸には様々な効果があります。
そもそも「鍼灸師」とは?
鍼灸師は、鍼(はり)と灸(きゅう)を用いて免疫力を高めたり、慢性的な不調や痛みなどの様々な症状を改善する専門職です。
鍼や灸と聞くと、日本ではあまりイメージがありませんが、大学や専門学校で3〜4年学び、国家試験に合格することで資格を取得できます。
鍼灸師がどこにいるのか、わからない方もいるかもしれません。
鍼灸師は、鍼灸院や整骨院だけでなく
病院のリハビリをしていたり、スポーツ選手のコンディションを整えたり、介護施設など幅広い場所で活躍しています。
最後に
いかがだったでしょうか!
鍼灸は、体の不調を根本から改善する力を持つ施術です。
慢性的な痛みや疲れでお悩みの方は、ぜひ一度体験してみてください。
気になることがあれば、いつでもお問い合わせください!
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